牧仕の紹介


前田 寿浩(マエダ トシヒロ)

1960年富山県富山市に、長男として生まれる。父は特に宗教の背景はないが、母は、浄土真宗のお寺の娘。
・中2の時、学級花壇に野菜を蒔き、それが芽吹く時の不思議さに心を打たれ、農家ではなかったが、自営者養成農業高校に入学、さらにその農業特別専攻科に進学、同時に農事組合法人に住み込み研修。その後農家に1年間住みこませていただいたが、土地を持たない私に道が開けず(禅寺に18日間泊まったこともある)、半年の他県への農業大学校研修後、校長の紹介で、青果市場に就職。良い仕事場であったが、農業をやりたいと言う夢を捨てきれず、農業大学校時代に教師から聞いた、農業を中心にした共同生活体に見学に行く。そこは確かに農家4軒を中心にした共同生活体であったが、その頃は農業ではなく、知的障碍者を中心とした共同生活体だった。それでもその雰囲気が素晴らしく、祖母を始め、両親も共同生活体の一員になり、私も生涯ここで過ごすことを決心した。
・転機は突然にやってきた。共に生活を始めて、祖母が1年数か月、両親がまだ数か月の頃、弟が勤めていた会社から電話があり、行方不明になったとの事。そこで調べると、どうやら世界基督教統一神霊協会(統一協会)に関わったらしい。そこでそのことを相談に、生まれて初めてキリスト教会に行く。弟は半年後に自力で出てきたが、両親は自宅に帰り、私も共同生活体を離れた。そして、その間にイエス様を信じ、同時に牧師になりたいと思ったのだ。それが実現し1992年に牧師になった。ところが、行き詰まりを感じて2000年に牧師をやめ、それから2011年に再び牧仕(今はこの字を使っています)になるまで、ハウスなすびを主に作る農家だった。牧仕に復帰したきっかけは、友人の支えと、「教会の7つの本質」という視点で聖書の読み方を教えられたからである。2014年4月、相生めぐみキリスト教会の牧仕となり今に至る。一妻の夫、1男1女の父でもある。



前田孝子(マエダ タカコ)  

現岡山県岡山市に生まれる。高校入学前の春休みに、親類から貰った本「神様っていらっしゃるの」(高木輝夫著)を読み、自分が“罪”という重荷を持った者であるというのが分かり、イエス・キリストによる救いを信じる。その後、親類の紹介でキリスト教会に導かれ、翌年受洗。その後、関西聖書神学校を卒業後、牧師となる。 
です。