3月某日主日礼拝

2016年1月3日 「実を結ぶ年」  ルカによる福音書10章25~37節

「『・・さて、あなたはこの三人の中で、だれが追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか。』律法の専門家は言った。『その人を助けた人です。』そこで、イエスは言われた。『行って、あなたも同じようにしなさい。』」(ルカ10章36,37節)
 着任して3年目。1年目は、意識を変え―根を張り(教会の弟子から主の弟子に)、2年目は、行動し―成長し(御言葉の実践)、今年は、花を咲かせ、実を結ぶ年にしたいと思います。これで教会の(一人一人の)体質改善は完了です。去年は素晴らしい年になったと思います。一人一人が
イエス様の生き生きとした命に満たされ、一人一人から愛が溢れてきたように思いました。それがバザーや結婚式、クリスマスの諸行事などに表れていたのではないでしょうか。今年はこの「命」を特定の人に向けてほしいのです。聖書的にはあなたが、助けを必要としている人の「隣人」になってほしいのです。しかもこの律法学者のように「わたしの隣人とはだれですか」(29)と、自分を中心として家族・親戚・友人・知人・仲間と円を広げるように、愛すべき人を探すのではありません。そうではなく、例えに出てくる、祭司やレビ人のように見て見ぬ振りをして「道の向こう側を通って行」くのではなく(31・32)、「旅をしていたあるサマリヤ人」のように(33)恐れないで、「そばに」行き、「その人を見て」「近寄って」「自分のロバに乗せ」て・・(33・34)、ーイエス様が言われたように「行って・・」(37)その人の隣人になってほしいのです。

2016年02月11日