2018年4月1日

2018年4月1日                  「永遠の希望」               コリントの信徒への手紙一 15章20~28節

「しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。死が一人の人によって来たのだから、死者の復活も一人の人によって来るのです。」(Ⅰコリント15:20・21)
イースターおめでとうございます!キリスト教の行事の中でクリスマスと並ぶ大切な日です。クリスマスは、神である御方が私たちを救うために来て下さった日であり、イースターは人類の最大の敵である「死」に打ち勝って復活した日だからです。では「死」とは何でしょうか?人は霊・魂・体(Ⅰテサロニケ5:23)でできていると聖書は言っています。そしてそれぞれに「死」があるのです。「霊」の死は霊なるお方から切り離されることであり、「魂」の死は差別や憎しみや自分の事しか考えない自己中心の心の事であり(聖書的罪)、「体」の死は「塵は元の大地に帰り」(コヘレト12:7)に書いてあるとおりです。しかし、キリストはこれらの「死」を打ち破って復活してくださいました。霊は神様と再び結びつき、魂は愛で満たされ、体は決して塵に帰ることのない、復活したイエス様のような「霊の体(Ⅰコリント15:44)が与えられるのです。理屈が分かっても「死」は現実的な悲しみと恐怖を与えるのも事実です。イエス様を失った弟子たちがそうでした。しかし復活したイエス様は悲しみの真ん中に立って「平安があなたがたにあるように」(ヨハネ20:19新改訳)と言ってくださるのです。

2018年04月03日