2018年5月6日

2018年5月6日                「信仰・愛・そして結実」                コロサイの信徒への手紙1章3~8節

「この福音は、あなたがたが神の恵みを聞き、それを本当に理解したとき以来、あなたがたの間でも見られるとおりの勢いをもって、世界中で、実を結び広がり続けています。」(6節―新改訳)
 著者パウロは、コロサイに行ったことがありません。しかしエパフラスからローマの獄中で報告を受けていました。彼は、実際は愛弟子だったのでしょうが、エパフラスを独立させながらも同労者として関係を持ち続けていたのでしょう。そして、彼からの報告はおおむね良好でした。パウロは、彼が伝えた福音によって、コロサイの人々がイエス様への信仰と顔も知らないすべての聖徒への愛を持つようになったことを、神様に感謝しています。今日はこの「伝えられた福音」について考えてみたいと思います。ポイントは「聞いて真に悟った日」です。彼らは何を悟ったのでしょうか?①福音とは、天に蓄えられたいる希望に基づくものです。・・これは単に「天国に行ける」言うだけでなく、聖書で約束されている様々な祝福を待ち望むことを意味します。②福音とは、世界中の人々に必要なものです。・・老若男女、他の神様を信じていようが、いまいがです。なぜなら
イエス様は特定の人々のために死に、よみがえって下さったのではなく、文字通りすべての人のためだからです。信じれば生き方が変わります。私たち聖徒はその証人なのです。③福音とは、実を結ばせるものです。生き方が変わるとは、悔い改めて(メタノイヤー方向転換)、イエス様のように生きることです。一言であらわせば争うのではなく、イエス様のように人を愛せるようになるのです。

2018年05月07日