2018年5月13日

2018年5月13日           「闇の支配から、御子の御国に」                 コロサイの信徒への手紙1章9~14節

「御父は、わたしたちを闇の力から救い出して、その愛する御子の支配下に移してくださいました。わたしたちは、この御子によって、贖い、すなわち罪の赦しを得ているのです。」(コロサイ1:13・14)
「こういうわけで、」と前節を受けてのこの箇所(9~)は、祈りから始まっています。なぜなら成長して実を結ぶためには太い根のような、しっかりとした土台が必要だからです。その土台から外れることなくしっかりと根差すことができるようにと、パウロが祈ったのです。「あらゆる力によって強められ、どんなことも根気強く耐え忍ぶように」(11)と書いてあるように、主の御心を行うからと言ってすべてが、順風満帆行けるわけではありません。いえ、むしろ従おうとすればするほど御心に反する力が妨害するのです。それらの妨害に抵抗し、従ってゆくためには何が必要ですか?それは神様への信頼です。父なる神様は何をしてくださいましたか?御子であるイエス様は何をしてくださいましたか?「『このみ父』は、私たちを暗黒の支配『統治』から救い出して『ご自分のみもとに引き寄せて』、彼の愛のみ子の王国の中に私たちを移されました。」(詳訳聖書)これから「王国」に移そうではなく、こういう条件を満たしたら‥でもありません。私たちはもう罪あるものが決して入ることがない永遠の王国に移された者なのです。そのために主が何をしてくださったのか、その恵みを思い返しましょう。

2018年05月12日