2018年5月20日
2018年5月20日 「教会??の誕生」 使徒言行録2章37~42節
「ペトロの言葉を受け入れた人々は洗礼を受け、その日に3千人ほどが仲間に加わった。彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心で あった。」(使徒2:41・42)
今日はペンテコステ(五旬節―過ぎ越し祭りから50日目)、すなわち教会の誕生日なのです。では教会とは、教える会?いいえギリシャ語(原語)でエクレーシア「呼び出された者たち」という意味で、「民の集会・共同体・教会」と訳されています。これを私流に定義すると「キリストの十字架と復活によってこの世から選び分かたれ、聖霊の内住によって一つとされ、父なる神の御心を行うために集められた人々の群れ」となります。つまり教会とは、建物でも組織でもなく、神さまから特別な使命を与えられたチームであり、チームとつながった個人なのです。では、教会はどのように誕生したのでしょうか。第一は、主の御心・ビジョンです。「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」(1:8) イスラエルの復興を願っていた弟子たちには理解しがたいことだったかも知れませんが、彼らは従いエルサレムにとどまったのです。次に祈りです。少なくとも3種類の一緒に祈ることの難しい人々です。しかし、彼らは心を一つにして求めたのです。アーメン