2018年5月27日
2018年5月27日 「祈る喜び」 ヨハネによる福音書16章16~24節
「今までは、あなたがたはわたしの名によっては何も願わなかった。願いなさい。そうすれば与えられ、あなたがたは喜びで満たされる。」(ヨハネ16:24)
皆さんは、神様というお方を知られる前に、祈った経験をお持ちでしょうか。私は願い事があると、家の仏壇の前でお願いしていました。後に、お願いしていた相手は、先祖ではなく、聖書の神様だと分かりました。困った事があると、一人で抱え込むのはつらいものです。話せる相手や相談出来る人がいると、楽だし心強いですよね。旧約時代は、一般人は直接神様に近づくことさえ出来ず、選ばれた特別な人しか神様と話す事が出来ませんでした。しかしイエス様によって、私たちは自由に近づけるし、話すことが出来るようにされたのです。それだけではなく、イエス様の方から「望むものを何でも願いなさい。そうすればかなえられる」(15:7)とさえ言ってくださっているのです。勿論、「あなたがたがわたしにつながっており、わたしの言葉があなたがたの内にいつもあるならば」(15:7)との但し書き付きですが。こんなにも素晴らしい恵みを頂いているのに、遠慮したり、始めから諦めてしまって、試そうともしないことが余りにも多いのではないでしょうか。もう一度、祈り始めませんか。どうせダメ、もう駄目だと思える中にも、祈りと希望が与えられますように。「そうすれば与えられ、あなたがたは喜びで満たされる。」