2018年6月24日
2018年6月24日 「神の国の王様」 マタイによる福音書21章1~11節
「シオンの娘に告げよ。『見よ、お前の王がお前のところにおいでになる、柔和な方で、ろばに乗り、荷を負うろばの子、子ろばに乗って。』」
(マタイ21:5)
平成の世も、今年度で終わりです。来年には天皇が代わり、新しい元号になります。日本のロイヤルファミリーも色々と大変みたいですが、今の天皇が自ら退位を希望されたそうです。今、祈祷会(一)では、イスラエルの初代王様のサウルの所を学んでいます(サムエル記上)が、最初が良かっただけに、神様からその任を外されたのに、どこまでも権威にしがみつこうとする姿は、つらいものです。ゼカリヤ書には、王としてエルサレムに来られる方、王なるキリスト、神に従って、勝利を得られた方、ろばの子に乗って来られる方のことが預言されています(9:9)。イエス様は、神様から選ばれた神の国の王様として、エルサレムに入られたのです。そしてイエス様は、旧約時代の3つの大きな役割(王、祭司、預言者)を持っておられます。今日もイエス様が王となられるところに神の国が、神の主権と支配が表されるのです。主イエス様が私たちの生活と人生において王となられるとするなら、どうでしょうか。イエス様が王であるとするなら、神の国に生きる私たちのすることは何でしょうか。ろばの子のようにへりくだり、2人の弟子たちのように主によく聞き、従う者とされましょう。