2018年9月30日

2018年9月30日                  「インマヌエルの信仰―ヨセフ」                 創世記45章1~15節
「しかし、今は、わたしをここへ売ったことを悔やんだり、攻め合ったりする必要はありません。命を救うために、神がわたしをあなたたちより先にお遣わしになったのです。」(45:5)
ヨハネ5章39節に書いてあるように、旧約は研究して真理を捜さなければならないし(それに対して新約は旧約の答えであり、求められるのは実行すること)、また、そこにイエス様の御姿を見出さなければならない。アブラハムからは、父なる神様に従われるイエス様の御姿(ヨハ5:30)、イサクからは、平和の主であるイエス様の御姿(エフェソ2:14)、ヤコブからは勝利者なるイエス様のお姿(ヨハ16:33、1コリ15:57)、そして今日のテーマであるヨセフは、インマヌエルであるイエス様のお姿です(マタ1:23)。ヨセフはヤコブの11番目の男の子であり、愛するラケルの最初の子です。それゆえ兄たちから憎まれ(37:8)、エジプトに売られ(37:28)、無実の罪で囚人となり(39:20)、助けた人から忘れられ(40:23)、・・まことに散々な人生です・・しかし、「主がヨセフと共におられ、ヨセフがすることを主がうまく計らわれたからである.」(39:23)と書いてあるように、主は彼を「エジプト全国の上に」立たせられたのです(41:41)。最大の試練はその後来ました。食糧を求めて兄たちがあの夢のように(37:8)、ヨセフの足元にひれ伏したのです。それでも彼は愛と忍耐と赦しの人でした。何故なら彼は、忘れることができたからです。そしてイエス様の十字架こそが、私たちの罪をすべて、完全に忘れてくださるのです(Ⅰヨハ1:7~9)。

2018年10月02日