2018年12月23日
2018年12月23日 「地に平和があるように」 ルカによる福音書2章8~20節
「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」(ルカ1:14)
メリークリスマス!!イエス様のご降誕を心よりお祝い申し上げます。第一アドベントにおいてヨセフより学びました。ヨセフは正しい人であったので、マリアが身ごもっていることを知った時、非常な苦しみと悲しみの襲われたことでしょう。もしヨセフがただ正しいだけの人であったなら、自分の身の潔白を証明するためにマリアを訴えた事でしょう。しかし彼はマリアを守るために離縁しようとしました。ところが夢に天使が現れたのです。そこでヨセフはマリアと罪(申命22:24)を共有することを選んだのです。そして聖なる御方である主も、師と罪の世界であるこの世に来て下さったのです。またマリアは天使から告知を受けた時、自分の幸せではなく、あのエステル(エステル4:16)のように、民の救いを選んだのです。さて今日の民全体に与えられる大きな喜びは誰に与えられたのでしょうか。そうです。野宿をしていた羊飼いたちです。何故でしょうか?彼らが夜も働く働き者だからでしょうか?いいえ、違います。その頃のユダヤでは、律法を守ることのできない羊飼いたちは社会の最下層に位置していました。神様は一部の御心に適っていると思い込んでいる律法学者やパリサイ人だけでなく、文字通りすべての人を救いたいと思われているのです。このクリスマスに改めて全ての人が救われることが御心であると知って、主に祈り求めていきたいと思います。