2018年12月30日
2018年12月30日 「重荷を下ろせましたか?」 マタイによる福音書11章25~30節
「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、私に学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。」 (マタイ11:28・29)
今年もいよいよ最後の主日になりました。皆さんにとってどんな年でしたか?今年は2月の豪雪、大阪や北海道での地震、8月の西日本豪雨や特に台風21号など災害が多くて「災」が2018年の漢字でした。私たちの教会は「伝道の年2年目 家族や友人に重荷を感じ、福音を伝えると同時にこの重荷をイエス様の十字架の下に降ろす。」ことが目標でした。1年を振り返って感謝しましょう。もちろん足りないことや間違ったことはあったでしょうが、それらも含めてイエス様は「わたしのもとに来なさい」と言って下さっているのです。何故でしょうか?それは①罪から清められるためです【Ⅰヨハ1:7~9】。罪とは律法に違反することだけではなく、否定的な感情(悲しみ、絶望、怒り、妬みなど)や、偽りの概念(無力、無駄、無意味など)に縛られて神様の御心を行えない状態です。私たちの内にあるこれらの罪を認め(自分では気が付かないことが多い)、主の十字架の下に持っていくとき、赦しと清めが与えられるのです。②人々を活かす水があふれ出ます(ヨハ7:38)。これは聖霊様の働きです。どの様な状況の中でも愛と人を生かす言葉が出てくるのです。