2019年1月20日

2019年1月20日                 「主に結ばれた者たち」                コロサイの信徒への手紙4章7~18節

「彼は主に結ばれた、愛する兄弟、忠実に仕える者、仲間の僕です。」   (コロサイ4:7b)
コロサイ最後のメッセージです。ティキコには上記の言葉が添えられていました。彼は使徒20:4、エフェソ6:21にもその名が記され、パウロの様子や思いを伝え励ます者でした。一緒に行くオネシモはフィレモンの逃亡奴隷です(フィレモン8~20)。パウロは彼を「忠実な愛する兄弟」と呼んでいます。続いてアリスタルコ(使徒20:4,27:2)、彼はパウロと同じ囚人として行動を共にしていた。バルナバのいとこマルコは、パウロとバルナバに連れられて第一次伝道旅行に同行しましたが、すぐに帰宅してしまいました(使徒13:13)。このマルコをパウロは「そちらに行ったら迎えるようにとの指示を」しています。さらに「彼はわたしの務めをよく助けてくれるからです」(Ⅱテモ4:11)と賛辞しています。そのほかにも、キリスト・イエスの僕エパフラス・・彼はおそらくリーダーだったのでしょう。愛する医者ルカとデマス・・彼は「この世を愛し、わたしをみ捨ててテサロニケに行ってしまい(Ⅱテモ4:10)と記された人物です。彼らは、「主に結ばれた」者であり、「キリスト・イエスの僕」です。決してパウロの僕たちではありません。なぜならパウロの仕事(使命)は、自分の弟子を作ることではなく、イエス様に彼らを結び付けることだからです。彼らは自分の意志でパウロと行動を共にしパウロに仕えているのです。中にはアリスタルコのように囚人となってまでパウロに付いて行こうとする者までいます。なぜでしょうか?彼こそキリスト・イエスの真のあかし人であり,その証拠が「捕らわれの身」であり、「イエスの焼き印」なのです。(ガラ6:17)

2019年01月23日