2019年1月27日
2019年1月27日 「思い煩いからの解放」 Ⅰペテロの手紙5章7~9節
「思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。」(Ⅰペトロ5:7)
若い子が、小さなニキビが出来たから学校行きたくないと言ったら、何を愚かなことを言ってるの!と思われるでしょうか?人には偉そうなことを言い、自分の悩みこそ正当的な、悩むにふさわしいものだと思い込んでおられないでしょうか。私の知っている人は、仕事上のことで思い悩まれ、診療内科で薬を処方して頂くほどになられていました。よくよくお話しを伺ってみると、まだ心配していることは何も起こっていないのに、こうなったらどうしようとか思い煩われておられたのです。枡野俊明さんの書かれた「心配事の9割は起こらない」という著書で、余計なことに悩まないシンプルな生活を手に入れるよう勧められています。ある精神科のお医者さんが患者を調べると、実に病院に来た人の92%が取り越し苦労で、本当に治療が必要な人はわずか8%だったことが分かったそうです。よくよく考えてみると、私たちはほとんど起こらないことに心と時間を取られていると言えます。実にもったいないで話しですね。しかし、悩むにふさわしい問題であったとしても、気を付けなければならないことは、思い煩うことはサタンの罠だということです。サタンに立ち向かうためには、思い煩わないで神様に信頼することなのです(Ⅰペテロ5:9)。色々な心配をするけれど、イエス様は全部ご存じであり、神様が私たちのことを心配され、必要なものを与えられ、助けてくださるということです(箴言16:3、詩編37:4,5、Ⅰペテロ5:7、マタイ6:31,32)。問題が大きければ大きいほど、主に期待しましょう!