2019年4月21日
2019年4月21日 「エマオ途上の二人」 ルカによる福音書24章13~35節
「道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」(32)
イースターおめでとうございます!この日に「主はよみがえりたまえり、アーメン。」と初代教会の人々があいさつしたと言われています。復活はイエス様の最大
の奇蹟です。耳で聞いてもなかなか納得できません。イエス様から直接聞いたかもしれない2人の弟子もそうでした。彼らはイエス様が復活した日曜日の夕方、弟子であることに見切りをつけて、エルサレムから11キロほど下ったエマオにある自分の村に帰るところだったようです。彼らはイエス様を「行いにも言葉にも力のある預言者」(19)と言い「イスラエルを解放してくださると望みをかけてい」た(21)と言いました、が「でした」と過去形です。彼らにとって十字架で自分たちの夢も努力もすべて終わったのです。そう思って離れていく人たちを、もう一度方向転換させるのは並み大抵ではありません。復活の出来事も単に驚かせただけでした。そんな彼らをイエス様は、「物分かりが悪く、心が鈍く・・すべてを信じられない者たち」(25)と叱られましたが、聖書を通してメシアの苦難と栄光について解き明かされたのです。それでも彼らの足は止まりませんでしたが、解き明かしてくれた方に興味を持ち「無理に引き止め」るほど(29)魅力を感じたのです。そこで彼らの目が開かれ復活のイエス様に出会ったのです。彼らは引き返しました。あなたはこの出来事から何を学びますか?