2016年6月26日

2016年6月26日       「み翼の陰に」            ルツ記1章1~18節

「主は荒野で、獣のほえる荒地で彼を見つけ、これをいだき、世話をして、ご自分のひとみのように、これを守られた。わしが巣のひなを呼びさまし、そのひなの上を舞いかけり、翼を広げてこれを取り、羽に載せて行くように。」(申命記32:10,11)
神様は、ひとみのように私たちを守り、私たちをみ翼の陰に隠してくださるお方です(詩篇17:8)。出エジプト19:4で神様は、鷲の翼に載せて運んできたようにイスラエルの民をエジプトから導いたとありますが、神様のくすしき摂理が「鷲の翼に載せて」と記されています。神様の臨在の中にあって導かれていくことは、私たちが神様の翼の中にあるということです。ルツ記において、主の翼の下に身を寄せようとしたルツが(ルツ2:12)、母に尽くすため、はからずもボアズの畑に落ち穂を拾いに入り、ダビデの家柄の中にその名が加えられました。本当にどうしてよいか分らず、やり場のない時に、どこが一番安らぐことができるでしょか。それはみ翼の陰です。そこにこそ平安と憩いと慰めと新しい生命の注ぎがあります。神様の偉大な御業により、信仰の翼を与えられて、永遠の世界に導かれたことを神様に感謝しましょう。

2016年06月26日