2019年5月19日」
2019年5月19日 「シモンからペトロに」 使徒言行録2章14節
「イエスは彼に目を留めて、言われた、『あなたはヨハネの子シモンである。あなたの名をケパ(訳すと、ペテロ、石という意味)と呼ぶことにしよう。』」
(詳訳聖書ヨハネ1:42)
聖霊様が聖書の約束の言葉と、120人ほどの心を合わせた祈りによって、この地上に来てくださいました。これが教会の誕生です。教会とは、これは私の定義ですが「イエス・キリストの十字架と復活によってこの世から選び分かたれ、聖霊の内住によって一つとされ、父なる神の御心を行うために集められた人々の群れ」のことです。「教会時代」とも言われる今の時代は、人々が驚き怪しむ(7)ほどの奇蹟が内住の聖霊様によって行われるのです。すなわちペトロのように造りかえられるのです。彼はシモンであって、決してペトロではありません。少なくても満たされるまでは・・。シモンの元々の性格は軽挙妄動タイプと言われ、考えないで行動し、熱心である一方失敗も多く、年下のイエス様に一番叱られたのではないかと思います。その彼がまさに聖霊様に満たされたときに、岩石(ギリシア語でペトロ)のように変えられたのです。もちろん訳の分からない内に‥ではありません。シモンも失敗を繰り返すうちに、自分がどうすれば良いか分かっていたのでしょう。「三つ子の魂百まで」の諺ではありませんが、「性格だから仕方がない」とあきらめていたのかも知れません。そのことは事実かもしれませんが真実ではありません。性格は変わるのです。「そこで・・時を待っています、ペトロが十一人と共に立って・・使命を共有する仲間と共に行動します、声を張り上げ・・メッセージがあたえられたことを自覚し仲間の代表として、話し始めた。」・・聖霊様の御業、福音です。