2019年6月9日

2019年6月9日                  「エクレシアー教会誕生日」                     使徒言行録2章1~4節

「すると、一同は聖霊に満たされ、霊が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。」(4)
日本語で「教える会」と訳されるエクレシアの誕生です。聖霊様が父なる神様の約束された御方・弁護者にして真理なる御方(ヨハネ14:16・17)として、使徒たちを中心にして120人ばかりの人々が集まっている所に来てくださいました。それは一時的に、天からこの地上に来て下さったのではなく、一つになって祈り求めている弟子たちの内の住んでくださったのです。そのことを「一同は聖霊に満たされ」-「聖霊が彼らの魂に徹底的に浸透し(詳訳聖書)」と表現しているのです。見えないエクレシアの誕生です。アメリカ人作家であるマーク・トウェインは「人生で一番大切な日は二日ある。生まれた日と、なぜ生まれたかを分かった日」と言いましたが、人と同じようにエクレシアの誕生にも目的があります。もともとこの語には(招集された)民の集会、共同体などの意味がありますが、学校のように教えることが目的であるという意味はないと思います。むしろ単純に御心を行うための群れ、あえて定義するなら「イエス・キリストの十字架と復活によってこの世から選び分かたれ、聖霊の内住によって一致と力が与えられ、父なる神の御心を行うために集められた人々の群れ」となるのではないでしょうか。その中で最も大切な二つのことは、一つになることと、出て行って証人になること・・イエス様が命じられた「互いに愛し合う」(ヨハネ13:34)ことと「すべての民をわたしの弟子にしなさい。」(マタイ28:19)なのです

2019年06月13日