2019年8月11日
2019年8月11日 「私たちが救われるべき名は」 使徒言行録4章5~14節
「この人による以外に救いはありません。私たちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです。」(17:8)
ペトロとヨハネが、「美しの門」の前に座って、施しを求めていた男の足を癒しました。彼は躍り上がり、神をほめたたえながら今まで入ることができなかった神殿に入っていたのです。そこで我を忘れるほど驚いたのは、彼を小さい時から見知っていた人々でした。もしや、待ち望んできたメシアが現れたのかと彼らは期待したことでしょう。しかし、ペトロとヨハネが指し示したのは、イエス様の十字架と復活でした。「あなたがたは命の導き手を殺してしまいましたが、神はこの方を死者の中から復活させてくださいました。」(3:15)と書いてあるとおりです。そして彼らは、「悔い改めて(神に)立ち帰りなさい。」(3:19)と、勧めたのです。大きな騒ぎになりました。そこで彼らと癒された男が捕らえられ、サンヘドリンという議会(議員、長老、律法学者プラス大祭司が裁判長の計71人で構成されている)で尋問されたのです。「何の権威によって、誰の名によってこんなことをしたのか」(7)・・これが質問です。復活を宣べ伝えたから逮捕されたのに矛先が変わっています。議会の中でも復活について意見が分かれていたのです。私たちクリスチャンの中でも意見が分かれています。あなたはどうですか?心から疑いなく復活を信じていますか。ペトロはイエス様の十字架と復活ゆえに、私たちを死と罪の縄目から救いうるのは、イエス様以外はないと言ったのです。アーメンですか。