2019年9月29日

2019年9月29日                    「妬みに燃えて」                     使徒言行録5章17~26節

「ところが、夜間に主の天使が牢の戸を開け、彼らを外に連れ出し、『行って神殿の境内に立ち、この命の言葉を残らず民衆に告げなさい』と言った。」

                                                                (19・20)
 「多くのしるしと不思議な業とが民衆の間で行われた。一同は心を一つにして・・」(12)神様が存分に働かれ、証人の集団(教会?)として完璧です。もうこれで悪しきものが働かず、順風満帆の状態が続く・・そうではありません。むしろここから本当の戦いが始まったのです。最初の投獄は(4:1~21)「人々の手前、どう処罰してよいか分からなかったからである。」(21)と捕らえる側にも戸惑いがありました。しかし、2度目は詳訳聖書によると「ねたみ<憤り、怒り>に満たされ」使徒たち・・もしかしたら12人全員が投獄されたかもしれません。つまり戦いが激しくなったのです。それに対して主はサドカイ派の人々の信じていない天使・・彼らは復活も霊の存在も信じていませんでした・・を用いて使徒たちを救出し逃がしたのではなく、なんと彼らの本拠地である境内で「この命の言葉」を教えるように告げたのです。何故でしょうか?主はサドカイ派の人々のように,自分たちが信じたい事だけ信じるのではなく、前部を信じて欲しかったのだと思います.そして使徒たちはその御声を聞きました。そして従ったのです。十分危険を知っていながらです。これこそが本当の奇蹟であり、神様に絶対の信頼を置いた姿です。

2019年09月29日