2019年10月27日

2019年10月27日                    「役割分担ー能力付与」                   使徒言行録6章1~7節

「私たちが、神の言葉をおろそかにして、食事の世話をするのは好ましくない。そこ兄弟たち、あなたがたの中から、霊と知恵に満ちた評判の良い人を7人探しな さい。彼らにその仕事を任せよう。私たちは、祈りと御言葉の奉仕に専念することにします」(6:3・4)
「教会の7つの本質」に照らし合わせれば、第3の能力付与・役割分担に当たります。それまでは、使徒と呼ばれているリーダーが教会の全部の管理・運営をしてきたのでしょう。食事の世話も、祈りと御言葉の奉仕も共に大切な奉仕であり、共に聖霊様の力と、配慮や正しい判断をする知恵が必要でした。そして評判が良いとは保証済みとも訳され、御言葉による保証・・すなわち御言葉の良い証人のことです。もっと平たく言えば、神様の導きを求め、御言葉の約束が与えられ、それを信じて実行する人の事です。
今日はこのことについて一緒に考えてみたく思います。最近やっと気が付いたことですが、聖書は単純で、行いやすいということです。聖書を頭で理解するより、御言葉を実行する方が神様の存在を体験できるのです。エッと思われるかもしれませんが考えて見れば当たり前のことかもしれません。なぜなら「聖書」は全ての人・・ノンクリスチャンにも、無学な人にも開かれているからです。複雑ではありえないのです。もし導き・・御心を知る、御声を聞くと言う言い方をしますが、直接幻や御声を聞く事だけではなく(稀なことです)、私たちの良心に働きかける声を聞くことであり、聖書を知っていれば御言葉を通して応えられるのです。

2019年10月28日