2019年12月22日

2019年12月22日              「御心に適う人に平和があるように」               ルカによる福音書2章8~20節 

「いと高き所には栄光、神にあれ 地には平和、御心に適う人にあれ。」(2:14)
メリークリスマス!!!イエス・キリストの誕生日をお祝いする日です。ところで皆さんは、アドベントをどのように過ごされたでしょうか?一般的にはプレゼントであったり、ケーキや鶏料理、家族や友達、恋人らと楽しく過ごす時でしょうか?しかし聖書を見ると、あまり華やかさや楽しそうな雰囲気は伝わってきません。今日の箇所の中心人物は、名もなき羊飼いたち。しかも徹夜で羊たちの番をしなければ生きていくことができない大変な仕事を担っている人々です。彼ら羊飼いたちは「律法」、特に律法学者たちが付け加えた規則を、その職業上十分に守れないと言う理由で社会的に軽んじられていました。しかし「すべての民」・・時代を超えた世界中の人々に与えられる大きな喜びの知らせが、天使を通してまず彼らに届けられたのです。それは救い主(罪からのマタイ1:21)が生まれた。と言う内容です。「罪」とは何でしょうか?法律を破ることとは少し意味合いが違います。それは神様が人に与えようとするものを拒んだり妨げたりするもののことです。神様は「御心に適う人」すなわち信じ受け入れた人々に「平和」があるようにと言われました。罪はこの平和を拒み、妨げるのです。不幸なことにすべての人にこの「罪」があります。しかし幸いなことに、すべての罪はイエス・キリストによって解決されるのです。これこそが真のクリスマス。最高のプレゼントなのです。

2019年12月22日