2016年7月31日

2016年7月31日      「言葉に対する信仰」           ヨハネによる福音書4章46~54節

「イエスは言われた。『帰りなさい。あなたの息子は生きる。』その人は、イエスの言われた言葉を信じて帰って行った。」(ヨハネ4:50)
 ヘロデ王の役人である彼にとって、イエス様は一介のユダヤ人にしか過ぎませんでした。しかし、彼はイエス様に会いに、32㎞もの道を歩いてきました。息子が危篤状態だったからです。しかし、イエス様はそんな彼に「帰りなさい」と言われたのです。たった一言「あなたの息子は生きる」と言う言葉だけを与えて・・。私だったらガッカリし、怒ったかもしれません。しかし、彼はその言葉を信じたのです。私たちも日頃「信仰、信仰」と言います。確かに聖書にも「信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。」(Ⅰコリ13:13)と書いてあります。では信仰とは何でしょうか?①自分の意思や強さではありません。時々「虚仮(こけ)の一念岩をも通す」的な、信じて祈れば何でもかなうと思っている方がいるようです。②神様の言葉を信じることです。まず、祈ることです。そこですることは要求ではなく、聴くことです。主はいろいろな方法で語ってくださいます。アンテナを立てましょう。③主の御心だと確信が持てたら、今度はどうすればそれが実現するか、主と相談しながら進めます。御心がなるためには、神様と人と両方に役割があるのです。

2016年08月01日