2016年11月27日

2016年11月27日        「インマヌエル」         イザヤ書7章14節

「落ち着いて、静かにしていなさい。恐れることはない。」(イザヤ7:4)
「見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。」(イザヤ7:14)
昼食後の聖書の学びでも学びましたが、3:15に原初福音が記されています。この女とはエバのことで、彼女から生まれる子孫の中から、やがて悪魔を砕くお方が現れるということを神様ご自身が予告されています。女の子孫がどのように誕生するのかを、初めて預言したのがイザヤです。その成就が、マタイ1:20~23となります。イザヤは、ユダの王ウジヤ、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤまで4代に亘って預言者として活躍しました。7章はアハズ王の時代です(1)。この時、国家存亡の危機の只中にあったのです(2)。かつてイスラエル人が主に導かれてエジプトを脱出した時、前には海、後には襲いかかるエジプト軍という危機的状況に置
かれた時にも、モーセを通して言われましたが、イザヤを通しても、「恐れてはならない」と語られたのです。アダムに始まり、人は本当に根深い不信仰を持っていますが、そのような者たちのために、インマヌエルの救い主を準備してくださいました。それも具体的に「おとめ(処女)」から男の子が生まれると予告されました。実に、イエス様がお生まれになる734年も前のことだったのです。

2016年12月20日