2016年12月18日
2016年12月18日 「マリアの信仰」 ルカによる福音書1章26~38節
「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように」(ルカ1:38)
キリストは①イスラエルの中から出る(民24:17,19,創12:3,マタ1:1~17,ガラ3:8,14)②ダビデの家系から出る(イザ11:1,ルカ1:31~33)③ユダの部族から出る(創49:10,ヘブ7:14)④ベツレヘムで生まれる(ミカ5:2,マタ2:5,6,ルカ2:4,6,7)⑤一人の処女から生まれる(イザ7:14,マタ1:18,22,23)⑥来臨はバプテスマのヨハネという先駆者によって告知される(イザ40:3,マタ3:3)⑦メシヤは神である(イザ9:6,ヨ1:14)と、様々に預言されています。 しかしこうした預言も、一人の女の人の信仰と献身によって成就されたのです。イエス様の母マリアさんのことです。神様はどうしてこのマリアさんを選ばれたのでしょうか。人間にははっきりとは分かりませんが、貧しい婚約者のヨセフと愛し愛され、平凡な中にも、幸せな生活を送っていたようです。そんな彼女がお祈りをしていると、突然天使が現れ、とんでもないことを伝えます。性関係なく妊娠し、男の子を産むというのです。それもその子は神
の子だと・・・。皆さんは、突発的な出来事に対し、どんな態度を取ると思れますか。また、自分の願うことと神様の思いが違っていたなら、どうされますか。マリアは人を恐れないで、神様にすべてを委ね、御心に従うことを選びました。この一人女の人の信仰の決断により、神様のご計画が大きく動き、人類には解決出来なかった素晴らしい救いが与えられました。