2017年4月16日
2017年4月16日 「弟子たちの派遣」 ヨハネによる福音書20章19~23節
「そう言って、手とわき腹をお見せになった。弟子たちは、主を見て喜んだ。イエスは重ねて言われた。『あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。』」(ヨハネ20:20,21)
弟子たちは恐れと不安で絶望で家の中に閉じこもっていました。そこに復活されたイエス様が彼らの真ん中に来て下さったのです。物理的な「真ん中」だけでなく心の「中心」にまで来て下さったのです。弟子たちにとってどれほどの喜びだったでしょうか。その喜びが「イースター」と言う、キリスト教の最初のお祭りになったのです。ところでイエス様は何のために来て下さったのでしょうか?もちろん私たちの罪が赦され、神の御前に「義」とされたことを証明し(ロマ4:25)、アダム以来続いた「死」に勝利するためです(Ⅰコリント15:54~57)。それどころか、私たちにはキリストの命によって愛と平和が与えられているのです・・すでに「福音」は完成しています。そしてその福音を自ら体験し、他の人に伝えるのが弟子の役割なのです。だからイエス様は「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす」と言われたのです。理屈から言えば人類は「愛と平和」に満ちているのです。しかし現実はあってはならないような悲しいことが多々起こります。ですから私たちも、助け主である聖霊様に助けて頂いて遣わされていきましよう。