主日礼拝メッセージ
2016年3月27日 「復活の主はいずこに・・・」 ルカ24:13~27
「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。このことを信じるか。」(ヨハネ11:25,26)
イースター(復活祭)おめでとうございます!私たちは時として、夢想だにしないような出来事を経験する時があります。弟子たちにとってはイエス様の十字架と復活がまさにそれだったでしょう。もしかしたらこの2人の弟子たちは、パニクッテしまって自分を見失っていたのかもしれませんが、兎にも角にも彼らはイエス様にもエルサレムにも見切りをつけて、自分の家に向かって歩いて行ったのです。しかしイエス様は、彼らを見捨てず共に歩まれました。「話し合い論じ合っていると、イエス御自身が近づいて来て、一緒に歩き始められた。」(15)と書いてある通りです。では、具体的に共に歩んでくださるとはどういうことでしょうか?①聞いて下さる・・すなわち傾聴してくださるのです。近づき、問いかけ、私たちの内にあるものを引き出してくださる・・祈りは決して一方的なものではありません。②目を開いて下さる・・自分の常識や人の言葉に囚われている者を解放するのは、神の言葉・聖書です。イエス様は聖書全体を通して語ってくださいます。③使命を与えて下さる・・「パンを裂いて渡す」と言う行為は十字架を表し、今日の聖餐式にもつながります。イエス様は私たちを愛し、贖い、復活の証人として、このメッセージをゆだねられたのです。