2017年6月18日
2017年6月18日 「イエス様に、つながる」 ヨハネによる福音書15章1~10節
「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。」(ヨハネ15:5)
イエス様は、弟子である私たちをぶどうの枝に譬えられました。創造主が私たちに求められるのは、大きくなることでも、堅くなる事でもなく、「実」を結ぶことだからです。「永遠の命に至る実」(ヨハ4:36)「霊の結ぶ実」(ガラ5:22)「義の実」(フィリピ1:11)「唇の実」(ヘブ13:15)良い実(ヤコ3:17)・・また成果や献金(ロマ1:13、15:28)も「実」と訳することがあります。様々な「実」がありますが、それは私たちの生きる目的に関係しているのかもしれません。ただ言えることは、「実」は結ぼうと意識しなければ決して結ぶことが出来ないし、意識すればイエス様が助けて下さるということです。今週はそれぞれの「実」を結ぶためにイエス様につながるとはどのようなことなのか考えてみましょう。つながるとは、①自分の弱さ・罪を自覚する人・・イエス様が地上に来て下さったのは、私たち罪人から、罪を切り離すためでした(Ⅰテモ1:15)。十字架こそ主と私たちをつなげるものです。②イエス様の言葉が内にある人・・単に御言葉を覚えることではありません。これは大切なことですが神様はどのような御方かを知ることはもっと大切です。神は私たちを愛し(ヨハ15:9)、命をお与えになる方です(Ⅰテモ6:13)。③実を結ぶことにより、神に栄光をきせれる人・・難しいことではありません。「実」は他を喜ばせるためにあります。ですから神に助けられて結んだ実は、人だけでなく神様も喜ばせるのです。