2017年7月9日

2017年7月9日            「世に遣わされた者」         ヨハネによる福音書15章18~27節

「あなたがたが世に属していたなら、世はあなたがたを身内として愛したはずである。だが、あなたがたは世に属していない。わたしがあなたがたを世から選び出した。だから、世はあなたがたを憎むのである。」(ヨハネ15:19)
「あなたがたは地の塩である。・・あなたがたは世の光である。」(マタイ5:13,14) 
イエス様は私たちに使命を与え(実を結ぶ)、この罪に満ちた滅びゆく世に、遣わされます。「あなたがたは、以前は自分の過ちと罪のために死んでいたのです。」(エフェソ2:1)と書いてあるように、私たちはもともとこの世のものでした。しかし、イエス様は御自身の死によって私たちに「命」を与え、この世から贖いだして下さったのです。そして再び今度は友として(15:11~15)この世に遣わそうとしおられます。その結果何が起こるでしょうか?
①憎まれ、迫害が起こります。・・これだけ真面目にやっているのに・・親切にしてあげたのに何故?原因がわかれば対処の方法もあるでしょう。しかし、聖書に「人々は理由もなく、わたしを憎んだ。」(15:15)と書いてあるように、私たちの存在そのものが憎しみの、迫害の対象になるのです。なぜなら私たちはこの世のものではなくイエス様と同じようにこの世に変化をもたらす者・・地の腐敗をとどめる塩であり、世の闇を照らす愛といのちの光だからです。先週紹介したユスト(正義の人)高山右近もその一人でした。彼は殉教者として認められ「福者」になったのです。
②勝利します・・聖霊様が私たちを助け、キリストの証人として下さるからです。

2017年07月10日