2017年8月27日

2017年8月27日           「闇の支配から、光の御許へ」             コロサイの信徒への手紙1章9~23節

「御父は、わたしたちを闇の力から救い出して、その愛する御子の支配下に移してくださいました。わたしたちは、この御子によって、贖い、すなわち罪の赦しを得ているのです。」(コロサイ1:13,14)
神様を親に例え、私たち人を幼子に例えると、一番危険なことは親の目から離れフラフラと遊びに行くことではないでしょうか?先日、正木先生がそのような体験を交えたメッセージをしてくださいました。幼子にとっては冒険の時であり、楽しいことでしょう。しかし、親にとっては必死で探し回り、電話をかけ、警察に捜索願を出し、あとはどうしてよいかわからず不安で不安で…。これが神様の心なんだと言われました。だから神様は私たちをもう一度取り戻すために、人となってこの地上に来て下さり、十字架にかかって下さったのです。ですから神様のしてくださった最大のことは「罪の赦し」なのです。福音とは、私たちが何をして欲しいか?ではなく、神様が私たちに何をしてくださったか、なのです。もう一度言います。神様は罪に対して寛容なお方ではありません。旧約聖書で示されているように厳しい御方であり、「真実で正しい方」(Ⅰヨハ1:9)であるので、罪を裁かれないで放置されることは決してないのです。だから十字架なのです。十字架があるからこそ、光である神様の御許に帰れるのです。

2017年08月28日