2017年9月24日
2017年9月24日 「最後の祈り―未来の信者のため」 ヨハネによる福音書17章20~26節
「わたしが彼らの内におり、あなたがわたしの内におられるのは、彼らが完全に一つになるためです。こうして、あなたがわたしをお遣わしになったこと、また、わたしを愛しておられたように、彼らを愛しておられたことを、世が知るようになります。」(ヨハネ17:23)
未来の信者とは、エクレシア・・私流に解釈すると、「この世から十字架によって選び分かたれ、父なる神の御心を行うために、聖霊によって一つとされた家族的集団」のことです。イエス様はこの集団に対して願われました。それは一つになることです。一つになることによって「その時、世間は、あなたがわたしをお遣わしになったことを知り、わたしだけでなく彼らをも愛しておられることを、認めざるをえなくなるのです。」(リビングバイブル)と書いてあるように、
神様が生きておられることと、神様が私たちを愛しておられることを認めざるをえなくなるのです。これが伝道です。信仰の継承と言う次世代への伝道も基本的には同じです。「それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。」(マタイ19:5)と書いてありますが、性も違えば、育った環境も、経験も性格も違う二人が、一体となるなんて考えられません。もしあるとすれば、神様の御業です。子どもたちがそれを見て神様の存在とその愛を信じるのです。教会も基本的には同じです。愛のないところには、神様も栄光を表せないのです