2018年1月7日

2018年1月7日               「キリストの心を心とせよ」              フィリピの信徒への手紙2章1~5節

「おのおの己が事のみを顧みず、人の事をも顧みよ。汝らキリスト・イエスの心を心とせよ。」(ピリピ2:4・5文語訳)            
相生めぐみキリスト教会に着任してしたことは、教会の弟子からキリストの弟子への移行でした。教会の弟子になるためには、洗礼を受けて教会員となり、
礼拝をはじめとした集会に参加し、聖書を読み、祈り、献金し、教会行事の奉仕をする・・。しかし、キリストの弟子になるには、キリストの御心を知り、御心を行うことです。すなわち、イエス様の心を心としていくことです。ではどうすればイエス様の心を自分の心としていくことができるでしょうか?1段階目は降伏することです。すなわち自分より神様の方が正しいと認めることです。これは私も経験したことですが、社会に対して不満を持っていた私は、悪いのは環境・・もし神様がおられるなら、神さまも含めた周りだと思っていました。だから社会を変えたいと思っていたのです。しかし、「あなたはどうなのか?」と心を探られたとき、問題があるのは自分の外にあるのではなく内にあるのだと気が付き神様の御前に無条件降伏したのです。2段階目は、明け渡すことです。すなわち自分の思いを行うのではなく、神様の御心・・御言葉を行うことです。そのことにより「喜びが満たされ」(ヨは15:11)満足し、「あなたは善にして善を行われます。」(詩篇119:68 口語訳)神様は最善以外にされないと確信し、すべてに感謝できるようになるのです。しかし、これで終わりではありません。明け渡し満たされたあとは、神様の御計画、すなわち神の国拡大に参加できるのです。これが第3段階です。そしてこれが重荷(十字架)を負う事なのです。

2018年01月07日