2018年3月4日
2018年3月4日 「愛さなければ、従えない」 ヨハネによる福音書21章15~19節
「『ヨハネの子シモン、この人たち以上にわたしを愛しているか』と言われた。ペトロが、『はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです』と言うと、イエスは、『わたしの小羊を飼いなさい』と言われた。」(15)
先日「阪神セルコーチング」と言う集会に参加しました。テーマは「イエス中心」です。結果的に神様の臨在あふれる素晴らしい集会になりました。そこには特別な講師もいず、良い方策が語られたのでもありません。それぞれがそれぞれの立場から、イエス様を中心として生きることの難しさを吐露したにすぎません。しかしそこに真実があったと私は思います。21章はおまけのような章です。手紙で言えば追伸のようなものでしょうか?目的は3度もイエス様を否定し、従おうとしても従いきれないペトロの回復と、ヨハネに対するイエス様の言葉の誤解を解くためです。以前ペトロは、「あなたのためなら命を捨てます」(13:37)と言いました。彼は本気でしたが、結果はイエス様を知らないと言ってしまったのです。ペトロにとって痛恨の極みだったでしょう。そんなペトロにイエス様は優しく、従うか?ではなく愛するか(アガペー)?と問われたのです。彼はは、正直に好きです(フィレオ)。としか答えられませんでしたが、イエス様はそれで十分だと言われました。なぜならイエス様こそアガペーそのものの御方だからです