2018年3月25日
2018年3月25日 「和解の十字架」 エフェソの信徒への手紙2章11~22節
「十字架を通して、両者を一つの体として神と和解させ、十字架によって敵意を滅ぼされました。」(エフェソ2:16)
十字架は、クリスチャンにとって最大のシンボルです。神なる御方が罪なき人としてこの地上に生まれて下さり、全ての人の罪を背負って十字架の上で罰を受けられました。「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」(マタイ27:46)・・私たちの身代わりとなってイエス様が神様から見捨てられたことにより、私たちは決して見捨てられない者、祝福を受ける者、すなわち救われたのです。ハレルヤ!しかしそれだけではありません。神と人を結ぶ(和解)十字架は人と人を和解させることもできます。パウロは十字架には、2つのものの間にある「敵意と言う隔ての壁」を取り壊し1つにする力があると言いました。ここではいわゆる「異邦人」と「選民」と言う2つのものを、一人の新しい人に造り上げると言っています。事実私たち異邦人は「約束を含む契約と関係なく・・」つまり、聖書にも創造主なる神にも関係がなかったのです。しかし今や全ての人のために流してくださった御血潮によって「あなたの神はわたしの神」(ルツ2:16)と言うことができるのです。そして私たちは多くの人との間に「敵意」を持っています。